磨斧作針 まふさくしん

タイトルの『磨斧作針』は、日々小さな努力を積み重ねよ、という故事。テニスコーチからのありがたいお言葉。3年ぶりのはてなブログは凝った設定はせずにユルユルと綴ります。

唖然、絶望、脱力

またマスクを配る*1と知ったときの絶望感。

日々、感染しないようにと神経をすり減らして生活して何ヶ月たつのだろう。

政府に過度な期待はしてないけれど、ここまで無能だと腹がたつより悲しくなる。

 

とは言っても、今日行ったテニススクールで、4~5人の中年女性がギャハハワハハ笑いながらマスクなしでしゃべってた。

私は少し離れたところで口にハンカチを当てて見ていた。

スクールによっては、またメンバーによってはマスクなしで普通に会話している場面も見かける。

一般の人の意識はこんなに低いのかと唖然とする。

 

GoToで旅行に行こうと思っていたのに行けないと嘆く友人もいる。

今、なぜそういう考えに至るのか不思議でしかたない。

 

今は一人一人が気をつけて生活すること、経済を止めないために緊急事態宣言下のときとは違うけれど、感染を防ぐための細心の注意ははらうべき。

緊急事態宣言時よりも、感染者の数は明らかに増えているんだから。

医療のひっ迫はすぐそこだと思って毎日を過ごさないといけない時期。

それに気づく人が意外に少ないのはなぜなのか。

 

政府はマスクを配るより、もっともっとやることあると思うけど、もう何も期待しない。

こちらの側で頑張るしかないと思っている。

それにしてもこの絶望感、脱力感がつらい…。

*1:4月と6月に発注した介護施設等に配布予定のマスクがまだ8千万枚、配達が完了していないとの説もありますが、実際これって必要なのか疑問

珍しくドラマを見る

基本、テレビはNHKの『おはよう日本』しか見ません。

先日、友人に勧められて見たドラマが見るに堪えないものだったので、余計にテレビから遠ざかる毎日。

 

そんな私が見ましたよ『やまとなでしこ』。

20年も前のドラマだし、なんてご都合主義の展開なんだろうと思いながらも、泣き笑いしながら堪能しました。

 

そして次にはアマプラで『愛していると言ってくれ』を見始める始末。

ま、堤真一とトヨエツが好きなだけですけどね。

 

でもやっぱり最近のドラマは、なんとなく苦手です。

登場人物に共感できなくなったのは、私が歳をとったからでしょうか。

いやでも、昔のドラマは今も楽しめた。

本当にいい俳優さんがあまりいなく(出なく)なったのかもしれない。

 

私が直近で見て面白かったドラマは『ゲームオブスローンズ』と『プリズンブレイク』、どちらもリアタイではないけど、毎日何時間も見続けてしまうほどのめり込みました。

両方ともアメリカのドラマです。

 

韓国のドラマは、韓国アレルギーなので一切見ません。

やっぱり見ごたえのあるドラマは、今の日本ではなかなかないのかあ、と思う昨今です。

 

振り返れば奴がいる』とか面白かったなあ。

そういう意味では『半沢直樹』も。

 

そろそろ私好みのドラマ、出てこないかな。

もう7月

いやな事件事故が多いですね、気が付けばもう今年も半分過ぎました。

 

コロナの感染が再び拡大している昨今、自分でできる限りの防止対策をとるだけです。

 

3歳の子供を8日間おきざりにした母親、これはもう家畜以下の母性。

子供を持ったことのある女性なら、にわかには信じがたい行動だし、普通に考えても子供を一週間以上一人にする時点でアウト。

どんなにつらい8日間だったか考えるとたまらない気持ちになります。

 

 

長崎に親しい友人がいるので、今回の豪雨もとても気になっていました。

幸い、かなり高台に住んでいるので被害はなかったそうですが、あまりの雨量の多さに恐怖を感じたのと、近隣で亡くなったかたがお気の毒で心が痛むと言ってました。

 

 

今年に入ってなんだかいやなことが多く、早く日にちが過ぎてくれないかと思う一方、もうこれ以上早く歳をとりたくないという気持ちがせめぎあう今日このごろでございます。

あたらしい有識者会議、だと?

先日、日本記者クラブで行われたコロナ専門家会議の会見を見て、あふれる思いがあったので書き残しておきます。

 

わかってはいましたが、想像以上に冷静で明確な会見であったと感心し感動してのアップです。

 

最初に感じたのは、言うまでもなく政府の無能さ、厚労省加藤大臣の影の薄さ。

西村大臣はこの何ヶ月かで何度も顔を見ているけれど、厚労省の大臣は何をしていたんでしょう。

 

脇田座長によれば、厚労省側と何度も話し合いを重ねたとありますが、まったくと言って表立った発言や活動が見えていなかったのは私だけでしょうか。

 

脇田座長の会見、言い方はソフトですが政府側との確執はかなりなものだったと憶測されます。

あくまでも私の個人的な見解ですが、この会見での『政府への提案』は、この有識者会議のメンバーが今まで圧力に抵抗してまでも国民のために頑張ってきたことの証のように思えます。

 

このかたたちが感染当初から積極的に動いて、呼び掛けてくれたからこそ第一波と言われる感染拡大は最小限に防げたと私は思っています。

 

ときには心ない攻撃も受けていましたが、それでも感染を防ぎたいという強い志で私たちに道を示し続けてくれたのは彼らです。

 

少なくとも私にとって、私の家族にとっての道しるべは間違いなく専門家会議(クラスター対策班)の発信する情報でした。

 

8割おじさんの言うことを素直に聞く耳を持った国民は多かったと思います。

 

脇田座長は「心を砕いたリスクコミュニケーションを政府にお願いしたい」という趣旨の発言もしていました。

ここまで国民の側に立って発言、要求してくれる組織が他にあるでしょうか。

 

政府の要人よりずっとずっと私たちに寄り添った情報を発信し続けてくれたのは彼らだけです。

 

 

 

 

そして、こんなに尽力してくれたのに、いきなりこの有識者会議は解散なのです。

しかも本人たちには知らされず、記者からの質問で知ったようなのですが、真相はわかりません。

 

とにかく、お疲れさまでした、心から感謝申し上げたいと思います。

 

新たな有識者会議にはあの山中教授もメンバーと聞きます。

今までの会議より更に有能であることを願います。

 

 

 

会見の様子をyoutubeで見てすぐの感情的な文章ですので、間違いなど不適切な点がありましたらご容赦ください。

 

 

 

 

テレビがこわれた!そうだ、給付金を使おう!

普段、ほとんどテレビを見ません。

朝、NHKの『おはよう日本』を8時まで見るくらい。

ドラマも、よほど好きな俳優さんが出てれば見るけど、それも面倒で結局あとからパソコンで見てしまうし。

映画やドラマも今はネット視聴できるので、わざわざリアルタイムでテレビの前に座りっきりで見ることがダルいと感じてしまいます。

 

そんな我が家のテレビが、先週突然壊れまして。

家族が見ている最中に「プツン」と真っ暗になって、それっきり。

なにしろ10年くらい前に買ったテレビですもの、いい加減買い替えろよってことでしょう。

オレンジ色のランプだけが点滅しているので、一応、取説を出してきて調べたら、結論としては「原因も対処も不明だから製造元に連絡してね」でした。

なので、これは買ってしまったほうが色々と話が早いとなって、給付金の使い道が一つできてしまったわけです。

まあ、いいタイミングといえばいいタイミングでした。

 

それほど急がないけど、やっぱり何かあったときに(なに?)困るかと、早々にビックカメラに行きました。

が、購入が10年ぶりとあって、どれを選べばいいのか浦島太郎状態。

そんな私にビックカメラの店員さんは優しく対応してくれました、ありがとう。

とりあえず3つの候補を挙げて、家に帰って家族と相談、ネット注文という流れです。

 

決定したのは、一番シンプルなスペックでサイズも32インチ。

リビングが10畳の我が家にはこれで充分。

 

あとはケーブルネットワークの接続がHDMIではなかったため、さすがにもったいないということで、そこだけ(無料で)交換してもらう予定です。

 

さて、これで給付金の一部で経済に還元できたかな。

 

 

 

コロナとの共存

withコロナ、とは都知事の言葉ですが、日々それを実感しています。

そして、今年2月までの生活はいったいいつ戻ってくるのかしら?と不安になるときがあります。

 

 

大好きなパンダのシャンシャンの3歳のお誕生日は、上野動物園休園のためお祝いに行けませんでした。

やっと再開の予定が発表されましたが、1日に入園できる人数が限定で、しかも申し込み順でチケットを購入するシステムです。

年末には中国に帰ってしまうし、新パンダ舎ももうすぐ完成だし、毎日のように会いに行きたいのに、とても叶いそうもありません。

今年の初め頃は、今年後半はできるだけ通ぞー!と張り切っていたのに。

さっき、やっと来週のチケットを予約できました。

はぁぁぁぁ、やっとシャンちゃんに会えます。

 

 

フィットネスクラブは6月から再開したところが多いですね。

私が通うクラブも厳戒態勢でオープンしていますが、ちょっとまだ怖くて行けません。

退会した友人も多く、これから先のコロナの流行具合によっては危険が高まるかもしれず、私の復帰はめどがたちません。

 

 

テニスも以前通っていたところはすべて再開しましたが、こちらも厳戒態勢。

気心知れた仲間ばかりのレッスンは、ソーシャルディスタンスを保つために、以前のようにワイワイガヤガヤというわけにはいきません。

まあ、テニスをできる環境になっただけでもありがたいのですが。

コーチやスタッフも大変そうです。

 

 

パートでの仕事先も、段階的にサービスを増やしていますが、感染予防のための業務が増え、とにかく忙しいです。

しかも公共施設なので、上からの指示で方針が毎日のように変わり、それに対応するのも疲れます。

和やかで家族的な雰囲気の職場ですが、最近は少しピリピリしているのが悲しいです。

 

 

あとは家族がいまだにずーっと在宅していることが、結構なストレス。

満員電車に乗って通勤するリスクを負わないので、喜ぶべきことなのはわかっていますが、一人の時間がほぼゼロなのがつらいところ。

 

 

毎日のように気軽に行っていたデパ地下も、なるべく行かないように買いだめをするようにしています。

お肉は冷凍しておけば、週に2回で済みますし。

フィットネスクラブの帰りに寄っていたのですが、それもないのでJRの定期券も先日切れたまま買わなくなりました。

 

 

さてさて、ワクチンが行き渡り、薬も手軽に使えるようになるまで、あとどのくらい?

注目している女性たち

佐伯チズさんが亡くなりましたね。

ALSを公表されてから、たった3ヶ月後の訃報に驚きました。

そして、ALSを報告された際の動画を拝見し、その気力と気高さに心打たれました。

強く美しくあった女性なんだな、と。

こんな風に病んでいる姿を公表するのは、勇気がいることです。

ましてや美を追求してこられたかたですから。

その姿勢に感動し、もらい泣きをしてしまいました。

改めてご冥福をお祈りいたします。

 

 

都知事の小池さん、再選を目指して立候補を表明されました。

私は、コロナ対策としては、ほぼ満足できる対策をしてもらったと思っています。

最近のアラートやステップの移行については疑問が残りますが、最も危険だった期間に毎日のように呼び掛けていた姿によって、気を引き締めていました。

色々と批判はあると思いますけれど、何が正しかったのか最善だったのかは今もわからないと思います。

そして、学歴詐称の批判など、くだらない話題もありました。

学歴で都民を守ってくれるわけではありません。

どうでもいいです。

都知事としての公約などに関しても、今だけの結果では何とも言えないと私は思っています。

このくらい(言葉は悪いですが)図々しいおばさん感覚の知事のほうが私は好きです。

 

 

そして例のデモで話題になった大坂なおみ選手。

このデモに関してはマスコミもほとんど触れず、何らかのタブーなのでしょうね。

でも、自分はデモに参加しないことがわかっているのに参加を煽るのは少し軽率だと思います。

試合でも感情的になることで有名なので、そういう面があるのかもしれません。

少なくとも、今現在の日本において大規模集会を率先してやらせようとすることは、私にしてみれば迷惑な話でした。

色々なジャンルの人たちが政治的な発言をすることには、何の抵抗もありませんが、この時だけはちょっと違和感を感じました。

 

 

以上、ここ何日かで気になった女性だちです。

3人とも力強いですね。

そういう意味では尊敬し、応援しています。