磨斧作針 まふさくしん

タイトルの『磨斧作針』は、日々小さな努力を積み重ねよ、という故事。テニスコーチからのありがたいお言葉。3年ぶりのはてなブログは凝った設定はせずにユルユルと綴ります。

コロナ募金をする

ちょっとした持病があって、年に3回ほど大病院での検査に行かなくてはなりません。

昨日がちょうどその検査日だったので、この時期にイヤだなあと思いながら、でも何か月も前に予約をしてるし定期的な検査は必要なので行ってきました。

 

もともと感染防止の日常を送ってはいるものの、いざ本拠地(?)へとなると緊張感が違います。

というか、混んでる、いつもより混んでる。

理由はわかりませんが、とにかく院内に入ってから出るまでの約3時間、戦々恐々。

 

家を出る前に家族が「帰ってきたら服を全部脱いで洗濯して、シャワーを浴びてよ!」と言ったので「えー、そんなにまで神経質になることないでしょー」と行って出たのですが、実際にあれだけの大規模な病院内に滞在してると自分が全身汚染されているような気になります。

 

実際にはそんなに簡単に伝播するはずないとわかっていても、気分的にかなりストレス、普段ではなかなかないストレス下に置かれます。

すべて終わって自転車で帰宅して、玄関前で上着を脱いでバタバタ振って、家に入ってからすぐにシャワーを浴び、服も洗濯しました。

シャワーは迷ったのですが、服とか手指以外に、髪の毛がとても気になったので。

 

考えると、医療従事者のかたがたは常にこの状態でお仕事をしているわけで。

最近、医療関係者さんを忌避するような風潮があるのは許せない、と切実に思うと同時に、実際に医療に関わっていることの厳しさを初めて感じました。

いつもは丁寧に次回の検査と来院の説明をしてくれる担当者さんも超多忙らしく「ごめんなさいね、いつもより簡単で」と謝ってくれましたが、私のように慣れてる患者にはそれで充分です。

そうでなくてもここの病院の看護師さんたちはとてもとても親切で丁寧なのです。

 

本当に、改めて医療に携わるすべてのかたがたに感謝です。

というわけで、ヒカキンさんの募金に心ばかりの募金をさせていただきました。

使途不明の募金もある中、こういうストレートな集め方と使い方は良いですね。